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危険な頭痛① 突然くる「後頭部のズキッ」には要注意!

季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時期、あたまや首の後ろに痛みを訴える方が増えています。
多くの場合は、周囲の筋肉や筋膜といった結合組織や関節からくる整形外科的な痛みや、後頭神経痛など末梢神経からの痛みです。

しかし、同じような後頭部の痛みを引き起こすものの中には、脳神経外科領域でみられる「危険な病気」のひとつである 椎骨動脈解離というもの があります。

この疾患は、首の骨の中を上行し後頭部の脳を栄養する「椎骨(ついこつ)動脈」の血管壁に裂け目が生じ、後頭部の脳血流にさまざまな影響を与える病態です。

原因は高血圧をはじめとする動脈硬化で、ゴルフなど首を大きく回旋する動作や交通事故などでも誘発されますが、多くは特にきっかけのない状態で発症します。

発症直後は「痛み」以外に自覚症状がない場合も少なくありません。しかし放置すると脳梗塞やくも膜下出血を引き起こす可能性がある、非常に危険な病態です。特に後頭部は、脳幹や小脳といった生命に直結する重要な部位を含む場所ですので注意が必要です。

診断には頭部単純CT検査だけでは不十分で、頭部MRI検査 が必要となります。また、痛み以外の症状がない場合でも、発症から1か月ほどは血管内の「偽腔(ぎくう)」と呼ばれるスペースが膨張したり、血流が変動したりするため、血圧管理を含め慎重な経過観察が重要です。

さらに長期的にも、解離部が動脈瘤化し徐々に大きくなって脳幹を圧迫するリスクがあります。急性期から慢性期に至るまで、MRIを中心とした定期的な画像検査と脳神経外科専門医による継続的な診療 が必須です。

もし、あたまや首の後ろに突然「ズキン」とした痛みが生じた場合は、放置せず早めに受診し、MRIなどの精密検査を受けてください。

当院(みなみ脳神経外科クリニック)は、阪急長岡天神駅から徒歩1分。
頭痛や首の痛みで不安な方に対し、当日MRI検査も含めた丁寧な診察と説明 を行っています。
長岡京市をはじめ、向日市・京都市・高槻市方面からも通院いただいておりますので、
気になる症状があればお気軽にご相談ください。

文責:みなみ脳神経クリニック院長 脳神経外科専門医 南 徳明

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