お知らせ
朝起きると頭痛がする方へ|片頭痛と睡眠時無呼吸症候群の関係
― 朝起きると頭痛がする方へ ―
「朝起きたときから頭が痛い」
「片頭痛が朝に起こりやすい」
このような症状が続く場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が関係している可能性があります。
睡眠時無呼吸は、いびきや眠気の病気として知られていますが、頭痛の原因になることもあります。
特に片頭痛をお持ちの方では、睡眠時無呼吸が頭痛を悪化させることがあります。
今回は、片頭痛と睡眠時無呼吸症候群の関係について解説します。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が何度も止まってしまう病気です。
多くは、喉の空気の通り道(上気道)が狭くなることで起こる
**閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)です。
主な症状は
大きないびき
睡眠中に呼吸が止まる
夜中に何度も目が覚める
日中の眠気
朝起きると頭痛がする
などです。
中には、頭痛が最初の症状として現れる方もいます。
睡眠時無呼吸で朝の頭痛が起こる理由
睡眠中に呼吸が止まると、体の中では次のような変化が起こります。
血液中の酸素が低下する
二酸化炭素(CO₂)が増える
この結果、脳の血管が拡張し、
頭痛を引き起こす神経(三叉神経)が刺激されると考えられています。
また
睡眠が浅くなる
自律神経のバランスが乱れる
といった影響も加わり、**朝起きたときの頭痛(起床時頭痛)が起こりやすくなります。
片頭痛の人は睡眠時無呼吸で悪化することがある
片頭痛は、脳の血管や神経が刺激されやすい体質と関係しています。
そのため睡眠時無呼吸があると
朝の片頭痛が起こりやすい
頭痛の頻度が増える
頭痛が長引く
薬が効きにくくなる
といった影響が出ることがあります。
睡眠時無呼吸を治療することで、片頭痛が改善するケースも報告されています。
「朝起きると頭痛がする」場合に考えられる原因
朝の頭痛の原因としては
片頭痛
睡眠時無呼吸症候群
緊張型頭痛
脳腫瘍
脳圧の上昇
睡眠不足
など、さまざまな原因があります。
特に
いびきを指摘されている
日中の眠気が強い
高血圧がある
といった方では、睡眠時無呼吸が隠れている可能性があります。
朝の頭痛は脳の病気のサインのこともあります
朝の頭痛の中には、まれに
脳腫瘍
脳出血
水頭症
などの脳の病気が隠れていることもあります。
そのため
頭痛が最近増えてきた
朝の頭痛が続いている
これまでと違う頭痛
といった場合には、脳の検査を受けることが重要です。
当院での頭痛診療
みなみ脳神経クリニックでは
片頭痛
めまい
頭部打撲
もの忘れ
などの診療を行っています。
必要に応じて、MRI検査により脳の状態を詳しく評価することが可能です。
「朝起きると頭痛がする」
「片頭痛が最近増えてきた」
といった症状がある方は、お気軽にご相談ください。













