Medical Services
診療内容
パーキンソン病
パーキンソン病とは
パーキンソン病は、脳内のドーパミンという神経伝達物質が不足することで、体の動きに関わる運動機能が徐々に低下する進行性の神経疾患です。主な症状は、手足のふるえ(安静時振戦)、筋肉のこわばり(固縮)、動作が遅くなる(動作緩慢)、体のバランスが崩れやすくなる(姿勢反射障害)などがあり、歩行困難や転倒のリスクが高まります。初期には症状が軽く気づきにくいこともありますが、早期発見と治療で症状の進行を遅らせ、生活の質を維持することが可能です。治療はドーパミンを補う薬物療法が中心ですが、リハビリや運動療法も有効です。症状が進行した場合は脳深部刺激療法(DBS)といった外科的治療も検討されます。