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慢性硬膜下血腫は、頭を打った後、数週間から数か月かけてゆっくりと硬膜と脳の間に血液がたまり、脳を圧迫する病気です。高齢者に多く見られ、軽い頭部外傷でも発症することがあります。主な症状は、頭痛、物忘れ、歩行障害、手足のしびれや脱力、性格の変化、意識障害などで、認知症や脳梗塞と間違われることもあります。症状が進行する前に早期発見することが重要で、診断にはMRIなどの画像検査が有効です。治療には外科的に血腫を除去する手術が行われ、適切な処置で症状は大きく改善します。
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