Medical Services
診療内容
脳腫瘍
脳腫瘍とは
脳腫瘍は、脳や脳を包む膜に発生する腫瘍の総称で、良性と悪性があります。腫瘍が大きくなると脳を圧迫し、頭痛、吐き気、視力障害、けいれん発作、手足のしびれや麻痺、言語障害などさまざまな症状を引き起こします。症状は腫瘍の場所や大きさによって異なり、進行がゆっくりな場合もあれば、急速に悪化することもあります。早期発見と診断が重要で、MRIなどの画像検査で正確な診断が可能です。特に悪性腫瘍の場合は数か月で急速に進行するため、1年前のMRIで何も異常がなくても症状が出たときには大きな腫瘍に成長していることもあり得ます。
当院では良性腫瘍が見つかった場合、専門医が画像を確認し、外科的治療が必要と判断すれば適切な病院へ紹介をします。良性腫瘍の場合は経過観察で問題ない場合も多くありますので定期的に画像検査で経過をみさせていただく場合もございます。悪性腫瘍が疑われる場合は全例大学病院などの高次医療機関に速やかに紹介させていただきます。手術の後の長期的なフォローアップにつきましては良性腫瘍、悪性腫瘍ともに対応可能です。